【ウェルネスを強化！Vol.3 】覚えておきたいアーユルヴェーダハーブ3選

Category : LIFE STYLE

2020 / NOV / 3 by MIKI TAKEDA（Tailor Bijoux）

　アーユルヴェーダでは普段から治療まで様々なハーブが使われます。西洋医学の薬とは違い、効能は穏やかで副作用もあまり無いので、日常的な手助けに重宝されます。サプリメント化されている製品もありますが、ハーブティーとしてナチュラルに摂るのがおすすめ。アーユルヴェーダで欠かせない代表的なハーブをご紹介致します。

「不老不死の霊薬」と呼ばれる女神の化身　ホーリーバジル(トゥルシー)

　ヒンドゥー教では女神ラクシュミーの化身とされ、聖なる植物とされることから「ホーリーバジル」と呼ばれています。また、彼女は死を近づけさせない魔除けの神であることから、インドの寺院の周りにはホーリバジルがたくさん植えられているそうです。

　ホーリーバジルは近年注目が高まっており、女性には嬉しい「アンチエイジング」の効果が期待されています。強い抗酸化作用を持つ成分や、若返りホルモンと呼ばれる「DHEA」を活性化させる作用もあり、カフェインも含まれていないので、普段から摂るのに最適。内側からの綺麗を手助けしてくれるハーブです。

Point!
学名 Ocimum tenuiflorum / Ocimum sanctum
科・属名 シソ科・メボウキ属
別名 Holy basil / tulsi
原産地 熱帯地域（インド、ネパール、オーストラリア）

インドの最高神“ブラフマン”の名に由来する頭がすっきりハーブ!?　ブラフミー（ゴツコラ）

　WHOが「21世紀の驚異的薬草」「保護すべき薬用植物の中でもっとも重要なものの一つ」と認める薬草であり、神経の昂り、うつ病や不眠症、免疫機能を高めるなどといった効能が複数確認されていて、情報過多・ストレス社会において活躍の期待が高まっています。主に神経と脳細胞を活性化するハーブといわれていることから、「若返りのハーブ」と言われることもあるそうです。

「100人の夫を持つ女」を意味するハーブ!?　シャタバリ

　インドの言葉で「100人の夫を持つ女」という意味を持つハーブ。ちょっと気になりますよね。その由来とは、「女性のホルモンバランスを整える」という作用に関係していて、そのことから強い繁殖力を持つというイメージに繋がったようです。

　アーユルヴェーダにおいては、月経前症候群（PMS）、更年期症状、授乳期の母乳を促す、といった女性に関係する機能の改善以外にも、胸焼け、消化不良、下痢、過敏性腸症候群など様々な用途に用いられています。

Point!
学名 Asparagus Racemosus
科・属名 野生アスパラガス
別名 Shatavari
原産地 南インド、アフリカ

過去連載：【ウェルネスを強化！】＜次回は11月18日（水）頃を予定！＞

Vol.1 アーユルヴェーダから学ぶ「心と身体の整え方」

https://note.com/kojilover/n/n856a682d55cd

Vol.2アーユルヴェディックなオリジナル秋冬ドリンクレシピ

https://note.com/kojilover/n/nec65bb3801dd

ここまでお読み頂きありがとうございます。ご意見・ご感想参考にさせて頂きます。

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文責 ：　武田 美樹 / Tailor Bijouxオーナー兼デザイナー

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